どうも、ゆめとです。
あなたの周りに「察してちゃん」「察してくん」は居ますか?
もしくは、あなたがなっていませんか?今日はそんな「察して」の話。
ボクの結論
「察して」の特徴を理解して、適切な距離を保とう!
あなたが疲弊するようなら、距離を置くことも大事!
という、ことで「察して」の特徴やなぜそうなってしまうのか?を見ていきましょう!相手のことを理解したうえで適切な付き合い方を心がければいい関係が気づけるかもしれません。付き合いを続けるのも距離を置くのもこれを知ってからでも遅くはありません。
それでは、いってみよう!
「察してちゃん」を徹底解析!
そもそも「察してちゃん」って?
察してちゃんは、抱えている気持ちに何も言わなくても気づいて動いてほしい人です。
もし誰かが落ち込んでいれば大体の人は「大丈夫?」というように気遣います。気遣われた相手は落ち込んでいることがあっても、我慢をして「大丈夫」と答えます。ここで、我慢に気づいて優しくしてくれることを察してちゃんは望みます。
察してちゃんは言われなくても気付いて満足させてほしくてたまらないのです。
察してちゃんの特徴発言が遠まわし
- 責任を持ちたくない
- 感情を態度に出す
- かまって欲しがり
- 寂しがり屋
- 他力本願
- 黙りがち
- 期待が大きい
- 思い込みが強い
- 人のせいにする
1.発言が遠まわし
察してちゃんは相手に自力で気づいてもらうためにはっきりと言うことはありません。「〇〇したい」「〇〇もいいね」などとは発言するものの、「〇〇したいから一緒に行かない?」など自発的な提案はしない傾向にあります。
わざわざ発言を遠まわしにすることが、察してちゃんの大きな特徴です。
2.責任を持ちたくない
自分が責任を持ちたくないということも、察してちゃんが持っている特徴の一つです。発言が遠回しになる理由もここが大きいのだと思います。
その責任を持つことに不安を感じ、発言や行動をすることを避けようとします。
相手に察してもらえれば、いざ何か起こっても「向こうが勝手にやった」というように言い訳ができます。
3.感情を態度に出す
察してちゃんは言葉で直接言うことはしない代わりに、感情を態度で示そうとします。
目は口程に物を言うということわざがあるように、視線や態度でも気持ちは伝わります。
特に、自分が嫌だと思っている気持ちは強く察して貰いたいと考えるので不機嫌になっても隠しません。
むしろ、相手に色々してほしいゆえに怒りや悲しみであっても表に出していきます。
4.かまって欲しがり
「だれかに気づいてほしい、何かして欲しい」という気持ちを察してちゃんは強く持っています。
察してちゃんは非常に強い承認欲求を抱えています。
誰かに何かをしてもらうことでその欲求を満たそうとします。
一人では承認欲求を満たすことはできないので、かまって欲しがりになってしまうのです。
5.寂しがり屋
「かまって欲しい」という気持ちの裏には、寂しいという強い気持ちも隠れています。
孤独でいるということは、察してちゃんにとって苦痛を味わうということです。
そうならないためにも寂しさを感じないようにする必要があります。
相手に何かをしてもらっていることを実感することだと思っているのです。
6.他力本願
自分に責任を持ちたくないと思い、さらに責任を持って何かをすることを面倒に感じます。
基本的に自分ではせず、誰かにやってもらおうとします。
しかし、だからといって自分から直接お願いをしようとはしません。
なぜなら「あの人に頼まれたから」と自分が責任を持つことになりかねないからです。
察してもらえば責任もない上に、面倒なこともしてもらえて一石二鳥になります。
7.黙りがち
察してちゃんは意図を曖昧に伝えることしかできません。
直接伝わらないように言葉を選び、相手に気づかせるように話さなければなりません。
しかし、いままで人に気づいてもらってばかりの察してちゃんには、語彙力が低いことが多いです。
言葉で上手く誘導できないので、口を閉ざすしかなくなってしまうのです。
8.期待が大きい
元々、人は無責任に期待を持ってしまいがちです。
「こうなったらいいな」という気持ちを他の人が達成することで解消しようとします。
察してちゃんはそういった期待が非常に大きいため、期待が外れるととてもがっかりします。
しかも、期待をしていた自分自身に責任はなく、期待を裏切った相手が悪いと考えます。
9.思い込みが強い
「これは絶対こうだ!」というような強い思い込みを察してちゃんは持っています。
思い込んだことは何を言われても簡単に覆すことはありません。
いつも「こうあるべき」という環境になっていることが察してちゃんの理想です。
その状態になっていなければ、どうにかしてそうしてもらおうとします。
「どうしてこうなってないと思う?」という風に相手に働きかけます。
10.人のせいにする
責任を持ちたくないと考える察してちゃんは、何かあっても人のせいにします。
たとえ自分が察してくれたことだとしても自分のせいだとは絶対に言いません。
「わたしは悪くない! 何もしていない!」と声高に主張します。
素直に謝れば丸く収まる部分でも、自分が悪いと思わないので謝ることもないのです。
察してちゃんになる理由と心理
- 共感してほしい
- 自己肯定感が低い
- 語彙力が低い
- 愛されたい
- 傷つきたくない
1.共感してほしい
理解してほしかった人たちに共感してもらえなかった経験が多くなると、この心理になります。
そのため、共感という実感を得ようとします。
本当の気持ちを自分から理解してもらうことはできないと心のどこかで諦めています。
だからこそ相手に察してほしいのです。
2.自己肯定感が低い
ネガティブで、自分を否定することばかりしていると自分に自信がなくなります。
自分で何かすることも、自分がかかえる思いすらも不安しかありません。
自己肯定感が高い人は「自分ならできる」と思いますが、低い人は「自分じゃだめだ」と考えます。
その気持ちが他力本願にさせ、気持ちすらも察してほしくなってしまうのです。
3.語彙力が低い
語彙力が低いと相手と上手く会話することができません。
会話を上達させるには会話することを増やしていくことが有効的です。
さらに、どのように話すか知ったうえで知識を増やしていく必要があります。
経験に付随する語彙力がなければ、上手に会話をすることはできません。
語彙力が低いと、なんて言えばいいか分からないという状況に陥り、失敗を繰り返します。
そうした失敗が「察してもらえればいい」という甘えを生み出すきっかけになってしまうのです。
4.愛されたい
接客等のサービスでは、お客様の考えることを察して満足の行くように行動します。
何も言っていないのに察してもらえると「この人に私のことを分かってもらってる」という錯覚に陥ります。
察してもらうことが愛情だと勘違いしています。
そのため、愛されているという感覚に似ているそれにすがってしまうのです。
5.傷つきたくない
察してもらうことで、自分から行動せずやってもらうことになります。
何かするとき、自分の行動に責任を持ち、傷つくこともいとわないことが前提にあります。
それを理解出来るほど、察してちゃんは傷ついてきたのです。
察してもらった方が傷つくことは少ないという思い込みを持っています。
察してちゃんが周囲の人に嫌われる理由
- 自分のせいにしない
- 価値観を押し付ける
- 面倒くさい
- 図々しい
- すぐ不機嫌になる
- わがまま
- 固定観念が強い
6.自分のせいにしない
責任を持たない姿勢は否定的なものとして社会では認識されています。
察してもらおうとして、自分がやるべきことをやろうとしません。
それをやらなかった責任は察してちゃんにあります。
しかし、やってもらえなかったからと察してちゃんは主張します。
そんなことを言う察してちゃんのことは、信頼しない人の方が多いでしょう。
2.価値観を押し付ける
思い込みが強く、それが絶対に正しいと察してちゃんは信じています。
そのため、自分の価値観を相手にも受け入れさせようとします。
それは善意でもあり、そうすることで仲間を増やそうという下心もあります。
「わたしがそう思うんだからこうでしょ?」と同じように考えることを要求します。
だれかの意見を聞かされて、受け容れるかどうかはその人の自由です。
ただし、察してちゃんにとってそれは意見ではなく命令に近いものです。
命令に反するなんてありえない、というように思っています。
3.面倒くさい
自分が察してもらえないとすぐに不機嫌になる人は、ご機嫌取りをしなければいけません。
遠回しの発言に頭を捻ることもあり、すぐに不機嫌になる人と付き合うのは手間がかかります。
そのため「自分でやればいいのに」「直接言えばいいのに」と呆れてしまいます。
察してちゃんが周囲の人に嫌われるのは、関わり合いになりたくないからなのです。
4.図々しい
そもそも、相手に何も言わないのに察してもらおうとする姿勢は無遠慮でひんしゅくを買います。
察してちゃんと関わる人たちは「よくそんなことをするな…」というように感じます。
誰かがやってくれることを「やって当然でしょ」と考えています。
心からの感謝もなく、むしろやってくれなければ逆ギレしてしまうのです。
図々しいと思われない方がおかしいと言えるでしょう。
5.すぐ不機嫌になる
言葉をたくさん使わない分、その代わりに自分の感情を態度で表します。
相手の望みを察して叶えるという行動は、エスパーでなければ確実に達成できません。
察してちゃんに取って望みを叶えてもらうことは当たり前なので、その難しさは考慮しません。
そのため、やって欲しいことが叶わなかったことに対して腹を立てるのです。
なぜできないのか理解できないとも言えます。
確実に意図を捉えてもらうことが当たり前と考えているので、失敗すると機嫌が悪くなります。
6.わがまま
誰かに何かやって欲しいと思う気持ちを押しつけて叶えてもらおうとする察してちゃんは子供のようです。
子供が泣いたりわめいたりして要求を叶えようとする姿とよく似ています。
わがままで、叶えられなければ怒るのは自分のことしか考えられない証拠です。
しかし、実は「こんなことを直接言うのはわがままかも」という気持ちも小さく持っています。
ところが、察してもらった方がわがままなので、より相手に呆れさせることになります。
7.固定観念が強い
昔から教えてもらったことをひたすら正しいと考えてしまいます。
固定観念があると視野が狭くなってしまいます。
変化を受け容れられず、ずっと察してもらって変わらない自分を保っています。
変化のない人間は周囲から孤立してしまうようにもなります。
察してちゃんへの対処法
- 優しく尋ねる
- 選択肢を絞る
- 気づかないフリをする
- 一定の距離を保つ
- 一度謝ってから聞く
- 察さない言動をとる
- 笑顔で何もしない
1.優しく尋ねる
察してちゃんは遠まわしに言うので、実際の真意をはかりかねる状態です。
だからといって「はっきり言ってよ!」と言うように強く言うと逆に口を閉ざしてしまいます。
そのため、怒らずに「どうしたの?」と優しく尋ねて、実際の真意を聞きだす方が有効的です。
察してちゃんはかまってほしいとも思っているので、優しくされることは嬉しいのです。
優しさを忘れずに、相手を傷つけない言葉選びをすることが大切です。
2.選択肢を絞る
察するというのは、あらゆる可能性を考えて内容を絞る必要があります。
しかし、遠回しの言葉や態度から考えるだけでは内容を正確に絞り込むことはなかなか難しいことです。
そうなると、相手に質問をして内容を確定していくしかありません。
こちらから可能性のある内容を挙げ、相手に選択肢を絞って尋ねるといいでしょう。
「これが好き?」というようにイエスとノーで言える選択肢の方が察してちゃんも答えやすいです。
3.気づかないフリをする
相手に察してほしいということに気づいたとしても、あえて気づかないフリをしましょう。
こちらから察して相手のために行動することを繰り返せば、察してちゃんも図に乗ってしまいます。
「この人なら察してくれる」というようにターゲットされ、察する行動を繰り返すようになります。
最悪の場合、察してほしい内容がどんどんエスカレートすることもあります。
そうならないためにも、言われたことには「そうなんだ」と真意に気づかないフリをしましょう。
4.一定の距離を保つ
実際のところ、察してちゃんとは関わらずに一定の距離を保っておいた方が一番楽です。
察してもらうような間柄にならず、こちらが察して動くこともない関係でありましょう。
関係が深くなってくると、察してもらうことに相手も抵抗がなくなっていきます。
一定の距離を保っていれば、調子に乗って察してもらうようなことをしてくることはありません。
「わたしこれをしないといけないから」と距離をはっきり置くといいでしょう。
5.一度謝ってから聞く
察してちゃんは自分より上に立たれることが嫌で、相手より優位に立っていたいと考えます。
察してもらうのも「自分の方が上だから」という気持ちを無意識に持っているからです。
相手が何を考えているのかは直接聞いた方が正確でこじれることもありません。
「ごめん」と謝罪をはさんでから「どうしたらいいか教えてほしい」とこちらが下であるように聞きます。
「だからあぁして」という風に曖昧に返されれば「ごめん、わからないから他の人に言ってほしい」と返しましょう。
分からないとなれば察してちゃんは不機嫌になりますが、察して貰うことは諦めてくれます。
6.察さない言動をとる
察してちゃんの言動を察さずに、察さない言動で返しましょう。
「これいいよね~」というように言われれば「いいね~」と言うだけにしておきましょう。
「アイスたべたいね」と言われれば「たべたいね」と返すだけで構いません。
察してちゃんはなかなか「アイスを買ってきて」とは言えません。
あえて察しない態度をとって曖昧にする方がこちらも気が楽になります。
7.笑顔で何もしない
察してほしいというような態度を取られても、にこりと笑って何も言わず、何もしないという対処です。
笑顔でさらりと交わす、というように言えば分かりやすいと思います。
何を言われても笑顔で何もしないことが「わたしはなにもしない」という意思表示になります。
さらに、実際に何もしないし、言ってくれないので察してちゃんはどうしようもありません。
自分にかまってくれる別の人に頼ることを考えるでしょう。
それを重ねていくことで、察してちゃんと距離を取ることもできます。
まとめ
いかがだったでしょうか?あなたの周りの「察してちゃん」はどうですか?それともあなた自身が「察してちゃん」だったことに気づきましたか?ボクは「察してちゃん」について色々と調べてみて「察してちゃん」は子どもと似ているのかな?と考えました。「こんなこと言ったら怒られるかな?」って思っちゃってるわけです。「大人なんだからそれがわかってるなら言うなよ」と思いますか?ボクはそう思うようになってから子どもと接する感覚で相手をするようにしています。1つ1つの言動に気を取られていたらこちらが疲弊しますから。「どうしたの?」「何が言いたいの?」と優しく問いかけるイメージで付き合ってあげてください。
自分はそこまでして付き合いたくないと思うのであればそれも正解だと思います。あなたなりの距離感を探してみましょう。
それでは、この辺で。
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